主人公の名前と主演女優は同じだか話に繋がりはない。そして前作同様、家族の仇を討たんとする宮園純子の復讐行で毒婦感は相変わらず一向にない。
エグい描写とチャンバラは前作より増量。
映画の3分の2あた…
女の復讐談によるシリーズものの最終作、作品が変わる度に物語がリセットされる仕様になっており本作では沼田藩(現在の群馬県)で出世のため不正に手をつける側役の不正を暴かんと殺された父母の仇を取るべく刀を…
>>続きを読む〖1960年代映画:時代劇:エロス:東映〗
1969年製作で、歌舞伎や講談でも有名な江戸中期の毒婦・妲己のお百をモデルに、夜鷹の母から淫らな血を受け継いだ女の宿命と、愛欲の爆発を描いた宮園純子主演に…
オープニングから冒頭にかけての拷問、虐待がひどい。けどヒロインもラストで同じくらいやり返すので後味は悪くない。ヒロインが梅宮辰夫と恋愛関係にならなくて助かるぅ。新三郎がずっと雑魚くて微笑ましい。あと…
>>続きを読むシリーズ最終作(全3本)。前作「人斬りお勝」には及ばないが、本作も美術、カメラの動きは中川ならではで、堪能させてくれる。中川は、本作(69年)のあと、空白期間となり、82年『怪異談 生きてゐる小平次…
>>続きを読む前作から引き続き殺陣の弱い宮園純子を切られ役とセットとカメラでなんとか魅せる。予算が上がったのか、ダイナミックなカメラとセット、増量された端役による空間処理が見応え抜群。
トミーと比べると見劣りする…