namie

レディ・プレイヤー1のnamieのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
5.0
通算3回目の視聴も、まだまだ胸の高ぶりと心がアツくなる良い大好きな作品!
我々(?)ギーク達がツラい現実世界から逃げ延びるための仮想現実「オアシス」ではAKIRAの金田バイクやアイアンジャイアント、デロリアン、DC、タートルズ、シャイニング、トレーサー、チャッキー、春麗、キングコング、GODZILLA(発音には気を付けて)、"俺はガンダムで行く"となんでもアリのユートピア。物語の構成的になんとなく「サマーウォーズ」を彷彿とさせるが、安心して欲しい。現実の登場人物は実は美男美女の天才なんかじゃなく、こっちは登場人物がしっかりと現実を捨ててる、イケてない、いわゆる「インキャ」なメンツです(ある意味で救いは無いが)。
そんな中作者のハリデーはある種当たり前だけど残酷な結末を提示してくるが、この結末は、最近の「シン・エヴァンゲリオン」にも通ずる落とし所の共通点として、これが人類の根本原理、共通理解だということか…。
虚構は虚構の楽しみ方がありつつも、我々オタクは「なろう系」のようなご都合主義的世界観で生きることは出来ず、残酷で逆境でドラマティックで最高な現実世界をもがきながら生きていかねばならない。
作中たくさんのニヤニヤポイントがあって自分自身も全部は拾えてないけど「シャイニング」は比重的に必修科目感あります🪓
namie

namie