おわん

レディ・プレイヤー1のおわんのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.7
この映画を一言で表すなら、映画の中の映画、Movie of Movie。
アニメ、ゲーム、洋楽、映画、様々なジャンルの文化を織り交ぜた、監督の趣味全開の映画。
スピーディでテンポよく、且つ迫力も兼ね備えたアクションシーンに、気付いたら思わず笑ってしまうようなパロディネタが数多く取り入れられていて、そこは兎に角楽しいの一言に尽きる。至高のエンターテインメントだと感じた作品。
この作品の軸と言えるVRは、今世界でどんどん広まっている技術である。その拡大を善いと言うか悪いと言うかはさておき、今までにとてつもない量の作品を作り上げたスピルバーグ監督だからこそ言えるのであろうメッセージが様々に盛り込まれており、高い娯楽性と深く考えさせられるメッセージ性を併せ持った、映画にしか出来ない事をやり切った映画なのではないだろうか。いや、ゲームやVRに関わらず、実に多くの事を考えさせられるものであった。
是非見てほしいと、自信を持っておすすめできる映画であったと私は評価する。
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