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レディ・プレイヤー1のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.3

夢🎬

ストーリーは新世代VRワールドオアシスを舞台に壮大なお宝争奪戦を描いた作品でした。今作は究極エンターテイメント作品、まるで劇場がテーマパークのような感覚に陥ります。上映中ワクワクとドキドキ感は他作品には無いものです。今作の見所は作品の枠を超えた様々なキャラクターです。ハローキティ・ガンダム・AKIRAの金田バイク・メカゴジラ・春麗・リュウなど数え切れないほどでした。また日本のPOPカルチャー への愛・リスペクトを感じました🇯🇵映画の中でも森崎ウィン演じるダイトウが"俺はガンダムでいく"このセリフだけ日本語が使われていました。スピルバーグ監督はとあるインタビューで、「日本のアニメは、コミック・アートの革命を始めたんだ。そして僕は、日本のアニメは、マーベルに本来の魅力と存在感を取り戻させたインスピレーションの1つだと思う。コミックから映画へとね」と独自の理論を展開していました。日本人を越えるほどの日本愛に満ち溢れています。

海外
デロリアン/キングコング/ティラノサウルス/シャイニング/ターミネーター/バットマン/チャッキー/アイアンジャイアント/エイリアン

・世界観
一言で言うと夢の競演を超えたレベルの世界観です。マイケル・ベイ並みのド派手なカーチェイス、さらには『ジュラシック・パーク』のT-REXの登場というセルフオマージュ、思わずこの演出に叫んでしまいました!!

・スティーヴン・スピルバーグの凄さ
序盤でこれでもかと見せつけ、なおかつそれ以降も失速することのない物語を観客に常に見せてくれる凄さがありました。エンターテインメントを知り尽くした上で、観客が飽きることのないストーリーを提示して的確に映像化する。まさに「巨匠」です!!
デロリアンが活躍するシーンではBTTFのテーマ曲がアレンジされて使われているなど細かな演出にもこだわっていました✨

・スピルバーグのメッセージ
「非現実な世界では得られないことが現実の世界では存在すること」をこの映画を通して教えてくれました!!

この映画を通して、改めて日本のPOPカルチャーの素晴らしさを見つめ直す機会が必要だと感じました!!
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