なお

レディ・プレイヤー1のなおのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.4
140分間だけ間違いなく子どもの頃に戻ることができる。
これぞまさに映画なんだ!!

アニメ、特撮、映画に時間を懸けてきた人にとってこの映画は真の「アベンヂャーズ」
冒頭の「JUMP」にのせてVR世界に入るシーンは、マーティ・マクフライが「The Power of Love」にのせてスケボーを走らせるシーンとリンクしてニヤニヤが止まらなかった。デロリアンもでてくるし、バックトゥ・ザ・フューチャーの大ファンである私にとっては大興奮の嬉しいサプライズ。

全世界のオタク達が喜ぶ小ネタが随所に散見されるので、画面から目を離すことなんてできません。パンフレットを読み込んでもう一度見直したい。いや、何度でも見直したい。

VRが次世代の映像文化になろうとしつつある今の世の中に、現実世界の「リアル」の尊さを忘れてはいけないという強いメッセージを感じました。私たちより上の世代がこよなく愛した「ヒーロー」が数多く登場したのは、色褪せてはならない「リアルなモノづくり」を思い出して欲しかったからなのかなと深読みしたりしてました。
それでも説教臭くならないのは、VR技術を否定してるわけではなく、全く新しい冒険の始まりにスピルバーグ監督自信がワクワクしているからなのだと思います。

こんな胸熱な時間を過ごせて幸せだ。
帰り際に思わず大好きだった特撮ウルトラマンの話を友達に永遠語ってしまった。笑
なお

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