masatoshi

レディ・プレイヤー1のmasatoshiのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.9
世界が荒廃した近未来、人々はVR世界OASISにのめり込んでいた。そんな中、OASISの作者ジェームズハリデーが急死。3つのカギを見つけたものにOASISの所有権を譲るという遺言を残して。

”現実の世界でしか味わえないんだ。うまいメシは。”

映画やゲームネタがてんこ盛りのエンタメ作品!
著作権のことを考えると、まさにスピルバーグにしか作れない作品だろう。
終始ワクワクが止まらず興奮しっぱなしの140分間!

現実世界では物事が上手くいかずなりたい自分になれないことが多いが、VR世界では話が別。そのため必要以上にのめり込み現実を疎かにする人がいれば、金儲けに使おうとする人もいる。
しかし、カギを得るための試練がどれも力業で乗り越えるものではないことから分かるように、ハリデーはただ自分が作ったゲームで遊んで欲しかっただけなのだ。まさに純粋な遊び心であり、人を楽しませたいという願いだけがそこにあった。

ゲームは勝ち負けでなくどう楽しむかが重要。人生も同様に勝ち負けでなく、どう生きるかが重要なんだと、そんなメッセージを感じた。
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