『バッドボーイズ』の数十年ぶりとなる新作ということで、お馴染みの凸凹コンビであるマイクとマーカスは遂に「ジジイ」と呼ばれるお年頃に。前2作は荒々しい捜査が特長的だったが、今作は新エージェント隊も混ざりイマドキらしい潜入捜査に。しかしそれでもお構い無しに暴れ回るマイクはやはり痛快。相も変わらず平和主義で、それでもマイクと戦えば敵無しな、心も身体も丸くなったマーカスもまたご愛嬌。
前2作と比べややシリアスな雰囲気が際立つ今作ではあるが、それでも笑かすところはしっかりと笑かしてくるあたり「やっぱいつもの2人だなぁ」としみじみ。マイケル・ベイが監督を務めていないとのことで少々不安だったが、れっきとした『バッドボーイズ』3作目にして最終章に相応しい作品だった。バッドボーイズよ永遠なれ！
