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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルの2049のレビュー・感想・評価

4.0
前作は幼少時から何度も金曜ロードショーや日曜洋画劇場で観てきた傑作だ。幼少時の記憶で強烈に残っている映画というのはそれほど多くはないが、どれも共通しているのは怖かったということだ。ジュマンジもファミリー映画ではあるが幼少時の自分にとってはホラー映画でもあった。

今作はそんな前作から打って変わってカラッと爽やかで爆笑できる青春コメディへと変貌を遂げたようだ。ジャック・ブラック、ケヴィン・ハートはもちろんドウェイン・ジョンソンの演技も最高に面白い。というかそれぞれが実際の自分とは真逆のアバターを選んでしまうという設定が既に面白い。ゲームの世界に取り込まれ自体を飲み込むまでの件は爆笑必至だ。カレン・ギランはネビュラ役以外で初めて観たが普通に美人で驚いた。

それぞれのキャラクターがしっかり物語の中で成長するのも青春ドラマとしてしっかり作り込まれていて楽しめる。ラストシーンは胸が熱くなり、またこいつらに会いたいと思わされる。キャラクターの魅力というのは映画の良し悪しに直結する重要なポイントだがこの映画はそこが素晴らしい。

続編の製作も決定しているようなので今から楽しみだ。
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