ザ・ギフトののこのネタバレレビュー・内容・結末

サイモンがとにかく嫌な奴。だけど、それはあくまで視聴者だから思うことで、画面の中の彼は外面が良くて仕事ができて多分女性にもモテてきたであろうそんな奴。ホラを吹いて陥れた相手のことすら忘れて、何食わぬ顔で食卓を囲む。終盤で「俺は過去に囚われたりしない」「負け犬はグチるだけ」「それは俺のせいじゃない」は正に加害者の理屈でイライラしたが、世の中こういう人間は少なくないんだろうな。最終的に仕事はクビになり、妻には振られるけど完全に自業自得ですわでむしろスッキリする。(あくまでその段階まではね。）その後の展開は流石にロビンが不憫すぎる。まだゴードンとロビンがくっついてくれた方がマシだったけど、そう一筋縄ではいかないことは予想がついた。自分の予想は、①イジメの復讐 ②ゴードンとサイモンは付き合っていたのにサイモンが女を選んだ復讐 ②ゴードンが単純にヤバいやつ って感じだったので、途中までは想定内だな〜と思って見てたけど、ラストはびっくりでした。びっくりと気味悪さとで後味の悪さが残る作品だった。