このレビューはネタバレを含みます
ベイトマンが好きなのでスリラーのタグを信じて見たら
(ホラーとスリラーとミステリーの境界は曖昧)
スリラーの形をした人間ドラマだった。
やった人はやられた人の記憶に永遠に残り、
その傷の深さは他人からは計り知れない。
はっきり言うことも大事な一方で、
他人を決めつけてからかうのに便乗する人は多いし、
大多数は何も考えずに「大したことじゃない」と
終わったことにしがち。
身に覚えがなくやましいこともない人には
予告にあるような最後のギフトに耐えられないこともないだろうと思う。
サイモンは論外だけど無自覚に似たようなことをしてた人が多くいても
おかしくない(特に思春期は)。
ゲイだからといじめられた挙句、親からも虐待されるような事件は、
実際に現代で起きてるので他人事でもない。
ジョエル・エドガートンの株が個人的には上がった。