このレビューはネタバレを含みます
怖くてイヤーな映画で最高でした。
この映画の怖さの本質は、愛して信頼していた相手の本質が徐々に判明していく所にあると思います。
大人になり男女が出会い、恋に落ち結婚していく。
もちろん相手のことをよく理解した上で結ばれていくのだが、実は愛した相手は欺瞞で、高飛車で、横柄で、反省をしないクソ野郎でした…
となったら恐怖しかないよねって言うのを、上手く別ジャンルのホラーの殻を被せて観せてくれる作品。
サイコスリラーとして十分に怖いのに、話が進むにつれ別の怖さと胸糞悪さが膿のようにグジュグジュ出てくる。
ここ最近自分の好みにハマった作品が無かったので久々のヒットでした。
監督のジョエル・エドガートンさんはウォーリアーで知って大好きになったけど、これからも製作をガンガンやって頂いきですね。信頼できる男です。