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ザ・ギフトのKUBOのレビュー・感想・評価

ザ・ギフト(2015年製作の映画)
3.8
ふむ、なかなかよくできた脚本だ。

久しぶりに故郷に帰ってきて、スーパーでばったりあった同級生。そんなに仲良かったわけじゃないのに、再開後、玄関先に「ギフト」を置いていく。

はじめはただの親切なやつかと思っていると、だんだんと行動がエスカレートしていって…

この作品がすごいのは、そういうサイコスリラーの顔をしていながら、だんだんと善人づらしていた奴の面の皮が剥がれていく別の恐怖、そして、最後にもう一度ひっくり返したか(?)と思わせておいて、すごいしっかり「理由」からくる「決着」をつけるところ。

監督・脚本・主演をジョエル・エジャトンがひとりでこなしているけど、二転三転する脚本、特に決着の付け方が素晴らしいわ。恐れ入った。



*サイモンが”Simon says… “(^^)
これ、授業でよくやったなぁ。

*「コイを送ってくれただけ」って、鯉は高いぞ!

*映画の中のクイズに『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出てきた「シャロン・テート事件」が出題される。
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