こもえ

セトウツミのこもえのレビュー・感想・評価

セトウツミ(2016年製作の映画)
4.3
菅田将暉×池松荘亮、面白そうということで、ずっと観たくて観たくてウズウズしてました。けどこの間忙しくて観る時間がぁ!と思っていたら、フォロワーさんから75分なので観やすいですよ~と(ありがとうございます!)。その短さ?長さ?ならいける!ってことで鑑賞。

なんやかんやと用事を済ませたら意外と時間作れたんです。まぁ思いが強すぎて…気がはやってただけかも。確かに75分は観やすい! しかもレンタル期間48時間内に2回観れたし(←なんやそれ・笑)

これだけの期待値を持って観る映画はたいてい評価が低めになるんですが、これはそれを遥かに超えていきました。

2人の男子高校生、クールな内海=池松荘亮とお調子者の瀬戸=菅田将暉が川べりでただただしゃべる。それだけやのにこんなに面白いなんて~!(なんかこの映画レビューは私も関西弁が出てしまうな。)

性格や育った環境が全く違う瀬戸と内海やけど妙に波長が合うのか、お互いのツッコミのセンスと間が素晴らしくてめちゃめちゃ笑える。なんとな~く放課後の暇つぶしの利害関係が合ったから2人で過ごしてるけど夏休みも会ってるやんみたいなね。夏休みの夜の出来事かなり好き! 花火の展開とか予想通り過ぎるけど、そこを期待して観てしまう自分がいました(笑)

あと関西人特有なんかわからんけど、おかんと息子の会話とかLINEのやり取りとか日常過ぎて笑える! うちの母親と弟を見てるようでした。
二日目のカレーは必須ちゃうの?

しかし、菅田くんも池松くんも瀬戸と内海にしか見えへんとこがすごいわ~。途中何回か、あ、これ演じてんの菅田くんやったなぁと思う瞬間が何回かありましたからね。乙女な瀬戸くん、ほんまよかった。

話はオムニバス形式で進んでいくけど他の登場人物の人となりがわかるエピソードもあり、全部通して観たら起承転結がきちんとあるんですよね。場面展開の時の音楽のレトロ感がなかなかいい!

あ、結局2回観たって言いましたけど、2回目の方がより面白かったかも、わかってるくせに笑える!くるで、くるで~みたいな。やっぱり関西人には予定調和な笑いというのか、吉本新喜劇のこの人出てきたらこのギャグみたいなノリが好きなんでしょうかね。

ここからちょっとネタバレになるのかわからないですが、、、















特報であった3つのエピソードは本編には入ってへんのですね。けん玉、めっちゃ好きです♪
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