あんな肩肘張らずに過ごせる友達がほしいなと、多くの人が思うと思う。
でも、そんなことを考える時点で、そういう友達ができないのでないかと思う。
こういう友達がほしいという欲自体が、そういう友達を避けている。
自分もそうだが、常に生産性のことを考えてしまう。こいつといれば、楽しいとか面白いとか、こいつに好かれたいとかこう思われたいとか。そういったこと(邪念といってもいいのか?悪いことではないのだと思うが)が瀬戸と内海にはまったく感じられない。
瀬戸は、好きなことを話すだけ話して、内海は思ったままのことをいう。意外と、わがままに会話をしていったほうが、ずっと楽しいのかもしれない。なんか、親しい人との会話を考えさせられる映画だった。
一話一話、小さな伏線と小さなオチをつけてくれる大阪人ならではの会話劇に笑かさせてもらいました。いろんなことを瀬戸と内海がとりとめもなく話しているから、小さな伏線もいっぱいでてくるから、かならず二人の会話にはオチがあるんだろうなとここでも二人の会話が勉強になる。
あやみちゃん(一期ちゃん)、やっぱかわいすぎ。瀬戸をおいかけるシーンとかかわいすぎ。