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マーズ・アタック!のYSKのレビュー・感想・評価

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)
3.8
あっという間に3000作目
4年と少しでこの数字ですから頭がおかしいとしか言いようがないですね

そしてそんな記念作品は、何気にまだ見たことがなかったティム・バートン作品
ある日突然火星からやってきた火星人によって未曽有の危機に陥るお話

初期作品ということもあってか非常にあっさりした印象で、せっかく素晴らしいデザインで描かれたエイリアンたちの登場も多くないため物足りなさは強めです
だって独特なフォルムと遊び気分で人類を皆殺しにする残虐性といった見せ場よりも、火星人の飛来に一喜一憂する大統領周辺やキャスター&専門家、カジノスタッフ、そしておばあちゃんたちのほうが目立っているものだから寂しい話じゃあないですか

まあもちろんいくら火星人が大挙したところで、人類を一瞬で灰にするレーザー銃や大豆ではない遺伝子組み換えくらいしかやることがなければ成長性や発展性は頭打ち、それならば一言一句一挙手一投足に一喜一憂する大統領をはじめとしたお偉いさんを虚仮にしたほうが面白いのでしょうが、ねえ
やっぱりもう少し火星人たちの活躍を見たかったなあと思います
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