きぬきぬ

売人のきぬきぬのレビュー・感想・評価

売人(1999年製作の映画)
3.8
ドイツでの生活を豊かにする為、麻薬の売人から成り上がることに希望を抱く青年が、愛する恋人や娘を失って行く。台詞もシチュエーションも必要最小限に切り取られているシンプルさが際立つ。その中で青年の見る風景描写が、彼の心象風景のように静かに広がり印象的。

ファティ・アキン作品に出てるピロル・ユーネルが芝居がかって見えるくらいに(そんな役だけど)リアリズム。
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