父が西部劇好きで、私の幼少期には家のテレビからよく流れていたこともあり、今でもついつい観てしまいます。結構好きなジャンルですが最近の新作からはめっきり見なくなりましたね。
豪華キャストを揃え、勧善懲悪でシンプルなアクション作品で退屈はしませんでした。白人中心のこのジャンルにデンゼル・ワシントンが主役としていい感じに馴染んでいるのも好印象です。接近戦が得意なイ・ビョンホンと、トリッキーなクリス・プラットはガンマンとしてキャラ立ってたし戦い方も個性的で楽しかったです。
それだけに前半の手練れを集めるスカウトのシーンはもっと『七人の侍』（'54）みたいなワクワク欲しかったかな。
この作品みてから黒澤明の『七人の侍』を観るとどれだけオリジナルがエンタメとしてのレベルが高かったかが再認識できるかも、って思いました。あいだに『荒野の七人』（'60）を挟むのもいいかもしれませんね。
