ひろくん

マグニフィセント・セブンのひろくんのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.0
脳みそが足りないので「どうやら銃声体感上映というのがあるらしい」「体感しにいっちゃう?」と同じく脳みそが足りない友達とニヤニヤしながら劇場に足を運んだ。いわゆる重低音体感上映というやつで予告から「お~揺れてる」ってな具合で、さすがに慣れが発生したものの恐らく何割増しかで楽しめたかなという実感。
後から考えれば所々雑かなという印象はあれど、かっこよければどうでもいいんだって思わせてくれる清々しさがあった。教会でボーグが自分がいかに悪いやつかの演説をする場面はわかりやすく悪役を設定して勧善懲悪の構図を作り上げる姿勢に脳みそが足りないのでむしろ好感がもてた。他にもジョシュの死に際やアサシン、インディアンの加入なんかも頭が悪くてよい。
ただ、デンゼル・ワシントンが怨恨で動いていたことが発覚したときは「それは違うんじゃないか?」といぶかしみました。まあそりゃそうかもしれないけど、ガンマンたちはやっぱり無償の闘いというか、死に場所を求めて彷徨うのが粋ってもんじゃないだろうか。
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