ちゃーはん

マグニフィセント・セブンのちゃーはんのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.6
男とは。
それぞれの戦う理由の掘り下げがもっと不十分に感じたが、おもしろかった。

仲間がだんだん集まって行く感じっていいよね。無駄に言葉を交わさない感じ。それを撮らない感じ。かっこいい男っていのは、お互いに認め合うと、いちいち語らない。最低限の言葉で世界と、人と、関係を構築できる。

かっこいい死に様、そうではない死に方。たくさんある。男なら一度は誰かを救って死にたいと、ヒーローになって死にたいと憧れる時がある。

銃で撃たれて終わり。銃で撃たれると、人生が終わる。当たり前のことだが、その人が何十年、何千人の人と関わってきた人生が終わる。

銃で撃たれるって、本当にそれだけのことで人生が終わるってことがこわい。何人もの人が死ぬが、当たり前のように死んでいく。

男なら誇り高く、気高く生きていたいものだ。人に敬意を払い、敬い、尊びながら、生きていたいものだ。そう感じたのは、あの7人が自分のために戦っていたからだろう。
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