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マグニフィセント・セブンのtatsuのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.0
劇場公開時に1度鑑賞。ブルーレイを購入して今回2度目の鑑賞。

荒野の七人に比べると、他人種で構成された今作。リメイクということですが、味付けは結構濃い目の印象。

推しキャラは、東洋人ガンマン「ビリー」。銃火器に対してナイフで戦うというだけで男のロマンを感じるのと、謎めいた東洋人ってだけでボンクラ映画好きの心をくすぐる。

それからギャンブラー「ファラデー」。クリス・プラットは演じる役全体的にそうですが、危機的状況においても軽口を叩くキャラが多く、今回もご多分に漏れず軽口キャラ。最高です。

あと南北戦争の元南軍兵士でPTSDを患う「グッドナイト・ロビーショー」は名前と、後半の戦線離脱→登場シーンだけかっこいい。笑

本作の監督、アントワーンフークアといえば「舐めてた相手が実は殺人マシンでした映画」の代名詞、イコライザーの監督を勤めたことでも有名ですが、本作も少しその要素が入っていますね。東洋人ビリーの登場シーンなんかまさにナーメテーターそのもの。

それと、「復讐モノ」の勘所をしっかりと抑えられる監督でもあって、悪役の憎たらしさも良い。頼れる監督ですね。次回作andイコライザー続編も楽しみです。
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