このレビューはネタバレを含みます
語弊を恐れずに言えば、クローネンバーグ監督の「ビデオドローム」やホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」を30倍希釈して一般向けのラブストーリーに仕立て上げました、という感じ。ストーリーがちゃんとしている(よく言えば単純)のであまり考えずに観れます。
最初のほうで登場する聖書にまつわる幻覚映像が気持ち悪くて最高でした。それ以外は、それほどまでに衝撃的な映像はなかったかなぁ。あと、類人猿と化した主人公が研究所を脱走して華麗なアクションを披露するあの一連のシーンは要らない気が.....
