GODZILLASAURUS

ベイビー・ドライバーのGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.5
「走り抜けてく真紅なスバル」

アクション作品なのかもしれないが、個人的には音楽映画の秀作!
テレビのスピーカーではなく、お気に入りのスピーカーやヘッドホン、イヤホンで音を若干大きめで聴きながら観てほしい。音楽が微妙と言ってる人は、たぶん微妙〜〜なスピーカやヘッドホンで聴いたからじゃない?

特にオールドロックやパンク、ブルース、古めのポップス好きな人にオススメ(最近のHIPHOPやR&Bみたいなの好きな人はダメかも)。
ダムドのNeat Neat Neat が最高だった!

これらの素敵な音楽たちとドライビングシーンが絶妙にマッチするし、銃を撃つタイミングと音楽のドラムや打ち込みのタイミングを合わせてる場面もあったりで音楽と映像の両方を楽しめる演出が楽しい。

ストーリーや展開は割とよくある感じ。
序盤の2つの強盗からのドライビングは見応えがあるし、いい緊張感とスリリングさが相まってワクワクするが、その後は尻すぼみ気味で中盤はちょっと退屈する。後半からラストにかけては序盤の勢いはないけど、そこそこ楽しめた。

物語の個人的なポイントは無口な主人公ベイビーとガールフレンドのデボラの初々しい恋模様が好きだった。
まっ、恋模様というよりデボラのキャラが可愛すぎる。
ラストのオールドアメ車とワンピースのデボラの画なんて最高!! 星4.5
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