ひちょ

ベイビー・ドライバーのひちょのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
3.5

BABY〜〜〜〜

いや〜良かった。
音楽好きなんで面白かった。この映画、一種のミュージカルでもあったなあという所感。冒頭の、ベイビーが音楽を聴きながら街を歩くシーン、壁や風景に歌詞が記されていてMVみたいだなと最初は思ったんだけど。
警官とすれ違うシーンで、うろ覚えだし間違っていたら申し訳ないんだけど、「ベイビー、光を目指して」と歌っていて、ベイビーは警官から顔を背けて隠れるように歩くのよね。
歌と映像、内容がマッチしているんだなあと思った。他のシーンも、曲の歌詞と映画の内容が呼応しているのかもしれないので、そこも考えながらもう一度観たいな。

アメリカン・ニュー・シネマ的な、どこにも行くことのできない、何もできない自分への無力感を感じた。

あ〜〜きっとハッピーエンドじゃないんだろうなと思っていたし、まあ情状酌量の余地はじゅうぶんにあったとはいえ、あんなことやっておいてこの程度で済んでハッピーエンドになっちゃうんだ?!と思いました。
まあ御都合主義でまかり通るのが映画なり創作物の良いところよね。

なんというか、言い方が非常に悪いですが、サクッと楽しめてサクッとハラハラできてサクッと感動できる映画です。
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