ビートメイカーの小遣い稼ぎ。
曲に合わせて映像がのっかる展開はスタイリッシュで、走行シーンはテンポ感もあってさすがの一言。
そして後半からの「上品さのあるB級間」な展開にワクワクがとまりませんでした。
曲と心情をリンクさせる映画の手法も良かったですが、ベイビーの日常的にサンプリングを意識し、チープな楽器でビートを作る姿勢が「手持ちの簡易アイテムこそ最大の自己表示」という一貫した表現方法にベイビーの芯の強さを感じました。
だからこその卓越されたドライバーテクニックですが、フリー達を乗せて運転した時の壁に車を傾けさせるのは個人的に「スタイリッシュじゃない」と感じました。
ハンソロみたいな服装は素敵です。
めちゃおもしろかったです。