このレビューはネタバレを含みます
ありがとうグレタ・ガーウィグ監督❤️🔥❤️🔥
個人的にはバービーランドが理想なので、ケンが男社会思想をバービーランドに持ち込んできた時はわりと本気でゾ〜っとなったな…！ライアン・ゴズリングのケンのプライドが高くてセンチメンタルな薄っぺら野郎の演技がちょっと凄すぎてますます好きになってしまった。マテル社のCEOのぶりっ子ぶりも凄まじかった…🥶🥶
最後、「普通のバービー」(普通、という表現は齟齬が出そうなのであまりチョイスしない方が良いと思ったけど)を作ろう、という流れが良すぎて天を仰いだ。
エンパワメントな作品は全然もっともっと必要なんだけど、どうしても「素晴らしい何者かになろう！」というメッセージが強くなってしまう中で、輝かしい経歴や飛び抜けた能力がなくても、何になるのか・なりたいのか分からなくてもありのままの自分を認めよう(それでも大丈夫な社会を作っていこう)という語り掛けがあったのは始めて気がする。
Normal Barbieでいても(というかNothingなままでも)戦うことは出来るんだよな、と気付かされた。
それで行くと”I’m Kenough”はとても良いパワーフレーズだった❤️🩹ケンにも幸あれ頑張れ…(ここの日本語訳「俺は大丈夫やけん」あまりにも妙すぎて笑ってしまった。天才すぎる)
