バービーランドのプロダクションデザイン、ミュージカル映画的なダンスシーン(特にケンたちの戦い)、通りすがりの人や開発者といった老女とのやり取りが特に良かった。祖母やいろんなおばあちゃんに会いたくなった。
ケンがリアルワールドで目覚め、バービーランドで反乱を起こす様子は、これまでの男性社会に調和を感じていて女性が権利を持つことには不安を持ってしまう層には、世の中はこんなふうに見えてるのかも、、と思わされた。
生と死や、想像や理念と現実について考えてしまうところなど、『君たちはどう生きるか』に通じるところも感じた。