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バービーのhiromiのネタバレレビュー・内容・結末

バービー(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化。さまざまなバービーたちが暮らす完璧な世界「バービーランド」から人間の世界にやってきたひとりのバービーが、世界の真実に直面しながらも大切なことは何かを見つけていく姿を描く。

ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ピュアなボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の身体に異変が起こる。(ヒールのカーブがなくなり、踵が地につき、足にはセルライトができたというブラックユーモアたっぷりな変化)困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出る。しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまう。
ケンは人間の世界が男社会であることに魅力され、バービーランドに持ち帰り男社会へ変えてしまう

「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」のグレタ・ガーウィグが監督を務め、「マリッジ・ストーリー」のノア・バームバックとガーウィグ監督が共同で脚本を手がける。

だいぶ皮肉やブラックジョークの多い内容で、個人的にはめっちゃ面白かった
オッペンハイマー事件が起きるまでは子供っぽい映画なのかと思っていて観る予定にしていなかったが、オッペンハイマー事件から政治的な話?と興味を持ち始め、鑑賞。結果政治的な内容は一切なかったが、りかちゃん人形で遊んでいた幼少期に重ねてみれた。この経験がない人が見て面白いのかな?と思ったが、私達の人形で遊んだ経験のある人にははまる作品では。
マーゴットロビーもライアン・ゴズリングも、バービー&ケンをやるには年取りすぎでは?と思ったが、それがまた面白かった
ダサいライアン・ゴズリング、最高だった

オッペンハイマー事件
バービー』と同日に公開された原子爆弾の開発者の生涯を描いた映画『オッペンハイマー』と“Wヒット”をフックに、双方を掛け合わせた画像がX(旧ツイッター)に7月下旬頃から多数投稿され、バービーの髪を “キノコ雲”に加工したり、燃え盛る炎と両作品の主演俳優を合成させたりという不謹慎な投稿が続くなか、あろうことか、映画『バービー』の米国公式アカウントが好意的なコメントをつけて反応。日本人を含めた各国のユーザーから批判が殺到し、配給元であるワーナーの日本法人が声明文を発信する事態となった。この騒動で出鼻をくじかれた影響か、8月11日からの日本での公開3日間の興行収入は1.9億円と低調な滑り出しとなった。
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