ジェンダーロールに縛られる女性や男性はもちろん、
思い悩む人々みんなを救ってくれる人類全肯定映画だった。
観に行って良かった…今年ベスト級。
女性らしくいるべきこと、男性らしくいるべきことからの解放、
それから何より、
セルライトがあったって、どんな人種・体型だって、障がいがあったって、年老いたって、周りと比べて自分には何もないと思ったって、
あなたはありのままで素敵 というメッセージが最高だった。
マスキュリニティに固執した男たちの描かれ方や
特にケンvsケンの戦いは笑っちゃうくらい面白かったり、
「マーゴット・ロビーが言ってると〜」のナレーションも入ってたり、
笑えるポイントがたくさんあったのも満足度が高く、作品に軽やかさを与えていて良かった。
また、音楽もとっても良くって、
MVを次々と見ているような感覚でいてしまうようなシークエンスも多かった。
個人的に今の自分に刺さって、
消えたくなってしまった時に観たい映画の1つに加わったのはもちろん、 元気が出る映画としても覚えておこうと思う。
最後に、ドラマ『セックス・エデュケーション』の子達が何人も出ているのも嬉しかった。
23・021
