このレビューはネタバレを含みます
最初に予告観た時はファンタジーだと思ったけど、超社会派映画だった
完璧な定番バービーが自分に対して劣等感を抱いていく様子が、人間らしくてリアルだった
男性軽視の世界観がステレオタイプと逆な感じで新鮮だった、カッコ悪いライアン・ゴズリングも新鮮(笑)That’s Kenough!(笑)
中盤、人間の世界で出会ったおばあさんに”You’re beautiful”って言ったのがバービーにとって全ての答えだったんじゃないか 男だからとか女だからとかじゃなくて、性別による区別・差別に顕著に向き合ってる作品。今を生きる現代人へのメッセージがたくさん詰め込まれていながら、思わずクスッと笑ってしまうようなジョークも混ざり合っていて見事。そもそも世界観ぶっ飛んでるしね(笑)でも5席隣くらいにいたおばさんはさすがに笑いすぎてた、リビングじゃないんだから…