思いの外思想強めで尖りまくってたのでビックリしました。
バービーの実写映画ではなくて、バービーという実際に存在する女の子向けのお人形をモチーフにしたメタ的な社会派映画です。
劇中に出てくるバービーランドのビジュアルはとても可愛らしくてポップな雰囲気ですが、ストーリーや内容自体は生々しくて意外に重め
女性が普段から何となく感じていたモヤモヤを全て言語化してくれるのでスッキリします。男性の解釈がやや可哀想ではありますが… (でも作中に出てくるあるあるが、マジであるあるすぎるのでこれって国境超えるんだなって笑いました)
あーわかるわかるって共感はできるんだけどなんかずっと描写にしっくりこなかった
ただこの作品のコメディやジョークが個人的に合わなくて途中まではあまり刺さらなかったんですが、終盤のバービーとルース・ハンドラーのシーンや現実世界の女性たちにスポットを当てたシーンでかなりグッときました。 一気に引き込まれた
この作品ってファンタジーではないんですよね。現実世界の女性達にとても寄り添ってくれてる。
内容だけ見ると少し説教臭くてやりすぎ感があるんですがポップなビジュアルで中和されてる感じがします。
主演のマーゴット・ロビーはめちゃくちゃハマり役。コロコロ変わるバービーのファッションも凄く素敵でした
