まだ誰でもない誰か

バービーのまだ誰でもない誰かのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
3.5
【memo】
・爪先立ちから地べたに足をつく
→地べたに足をつくことが人間の証。背伸びをして生きるのではない
・女性の地位を向上させたと信じてるバービー達、そうなってない現実
・バービーの世界は女尊男卑、現実世界は男尊女卑。でも個を見ると同じ人はいない
・バービーの持ち主の感情が、バービーに乗り映る
・会社を出る時、バービーは自由。社員はルールに則ってキーカード
・最も辛く過酷な女性は、母親世代の女性=バービーに触れてた世代の人たち
・バービーランドから人間世界へ、人間世界からバービーランドへの展開
・ケンの影響で男社会になってくバービーランド
・男女どちらかが牛耳っても生き合う運命
・自己認識の欠如が不幸を生む
・多様性とは、自分を見つめてあげること

・テーマの多さ
・前半の盛り上がりから、後半の抽象的描写
・ラストの抽象的表現、生命の誕生

【script】
・バービーは何者にもなれる - 女性たちだって、何にでもなれるはず
・死を考えたことは?
・女性も仕事を? - 仕事以上のことをしてるわ
・今は見た目が完璧じゃないから - その方が素敵よ
・変わって当然よ、それが人生だもの
・ケンは私のこともう好きじゃないかも
・私はバービー - ケンは僕だ
・空想されるより、したいの
・娘が来た道を振り返れるよう、母親は出発点に立ち続けるの