楽しみにしてたBarbie！
フェミニズムやガールズエンパワメントのお話ということは聞いていたけど、それだけの話ではなかった。
たぶんこれBarbieが題材になっててポップでファニーに仕上げてるから最初から最後まで楽しく観られるけど、そうじゃなかったら結構重たいテーマだぞ。
それくらい、細かい演出に胸が締め付けられ続ける。
特にいつもおまけだったケン、この話は君が自分を見つけ、自分を認めてあげる話でもあったんだね。
マテル社の重役会議の出席者が見事にスーツの男性だったことでゾッとしたけど、最後にルースが出てきて本当に心が救われた。
Barbieで遊んだ母と現代を生きる娘で、全くBarbieを見る目が違ったのが、この話を客観的に見るためにはめちゃくちゃ重要な要素でしたな。
観ている途中は、「この映画はマテル社へのディス！？」って不安になっちゃったけど、マテル社が悪いわけではなくて、Barbieがそれくらい社会に与えた影響が大きかったよっていうだけだった。
