ボクシングに関しても､ロベルトデュランに関しても全然どころか全く詳しくない私だが､実話ベースの話で好みだった。
世界王者決定戦や復帰戦と本編の中に何回か描かれるボクシングの試合の迫力は中々。カメラワークも凝ってるように感じ､ボクシングの試合を観たことなくても面白さは十分に伝わった。
ボクシングこそデュランの人生のように感じられる演出が良かった。彼がボクシングをする理由や､ボクシング人生がデュランの人生そのものと重なる部分があったりと胸熱な演出も多い。
リマッチの棄権は印象的。人々の前で道化にされ恥を晒すこととなったあの試合は､彼の､米軍の支配で見下され笑われてきた過去の演出と重なり､過去の屈辱を2度と味合わない､2度とプライドを傷つけさせないという思いが伺えるようだった。
悩殺レベルの魅力を発揮したアナがハイライト。学生服から派手衣装まで全てを着こなし､常に魅せる美しさと可愛さのバランスの良い魅力が存分に発揮されていて､アナ推しとしては大満足。
