マフィア映画常連の錚々たるキャストが勢揃い×スコセッシといえば、観ないわけにはいかないもんね。ただストーリーとしては、3時間の尺でやる必要性が見出せなかった感はある。
パチーノの安定のウザさ笑。ジョーペシ、ちっちゃいおっさんの威圧感はお爺ちゃんになっても健在。デニーロのオーバーアクションは演技することを演技してるみたいに見えちゃうけど、マフィア映画なら許される。
映画の世界も諸行無常。かつての油の乗り切った役者達が、一様に老いていきいずれは舞台を降りていくのかと思うと寂しいが、潮時の見極め方にその人の人生観がかかってくる気がする。終活とも感じてしまったなぁ。
"人は年を取らないと時間の速さに気づかない"