3時間半にも及ぶ超大作。見切りました…
マーティンスコセッシ、ロバートデニーロ、ジョーペシ、アルパチーノという組み合わせに、アメリカのギャングもの(正確には違うがギャングが関わる)という要素だけでファンは胸に期待を膨らませる。
結論から言うと最初は分かりづらい!そして長い!!
実話を基にしているのでアメリカ人なら楽しめる要素が多いが日本人だとなんのことやら。
ロバートデニーロ扮する通称アイリッシュマンというギャングに雇われていた殺し屋が老人ホームで回顧しながら昔を振り返りながら進む。結婚式にジョーペシ扮するラッセルと一緒に向かうシーン、普通に昔から今に向かって時間が進んでいくシーンと行ったり来たりで時系列が3つ。
また、小さなシナリオが細切れにどんどん投入されてバンバン話が進んでいくのでこれも分かりづらい要素。
ただ最後の方でどういう映画なのか?というのが何となく分かってきて、Netflixにある対談動画を見て更に理解し、もう一度見てなるほどーと思う。
兎にも角にもリアル。
特殊メイクじゃなくてCGを使って若返りを図る技術がすごい。そして殺しのシーンや主人公が葛藤したりするシーンが大袈裟じゃなくて淡々としていてリアル。
昔のアメリカはギャングと政治がめちゃくちゃ絡んでいて良くこういう話は聞くけど、日本だと任侠もの映画はこういう描き方をしないから新鮮だった。