アメリカの近代史は詳しくないわ登場人物も主要3人以外は覚えきれないわで、頭の中ゴチャゴチャ……のわりに、最後まで引き込まれてしまった。
色とりどりのアメ車、60年代の街並みやファッションなど視覚的に飽きなかったのもある。
実年齢70〜80代の俳優をVFXで若返らせているのも見応えある。やはり若いロバート・デ・ニーロはかっこいい。
刑務所時代から始まるジミーとトニーの喧嘩は笑ったけど、あの殺るか殺られるかの裏社会では犬猿の仲って逆に健全で、フランクの娘ペギーがジミーに懐いたのも理解できた。そりゃ父親を許せなくなるだろうなあ。
誰でも元気なうちはいいけど年老いて足腰立たなくなったら惨めなもんだ。その時に孤独なのはたぶん死ぬよりキツい。
医療が発達しすぎて体が弱ってからも無駄に長生きさせられる時代も考えものだなぁとか話とは関係ないことを思ってしまった。
チャッキーが友達に魚を届けた話だけは謎だった。絶対魚ではないのだろうし後部座席に置いていたのは本当は何だったのだろう。
