たちくるみ

アイリッシュマンのたちくるみのレビュー・感想・評価

アイリッシュマン(2019年製作の映画)
4.0
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノとジョー・ペシ、どこをとっても名俳優。そしてスコセッシ監督。これで観ないはずはないです。

はじめに。見た感想としては面白かったです。
しかし、僕の予想していた想像を超えては来なかったなあ、というのが正直な僕の印象です。
気分を悪くした方居たら申し訳ないです。。
というのも予告をみた時にギャング的な内容でゴッドファーザーが好きな僕からしたらドンピシャな作品で「よっしゃ来た!」と期待値を上げすぎたことがあったのだと思います!

3人の俳優はやはり名俳優でお芝居も非常に上手く、実在していた人物そのものに見えるのですがどうしてもそれぞれの老いというか歳を感じてしまいました、、そりゃ当たり前なのですがギャングのリアルを描いた映画としてはやはりスリルのあるスピード感を期待してしまった上でみたのでやはりおじいちゃん達の静かな頭脳線、心理戦みたいな感じで予想と違いました。その感じで3時間ものだったので静と動のメリハリがあまりなくて3時間を長く感じてしまいました。
映像や音楽はお洒落でいいものでしたがこの3人と監督なら、、という期待値が故にもっとド派手にやって欲しかったのです。(願望)

ただ御三方、本当に渋くてかっこいい。
どうこう言っていてもやはり俳優として凄いのは変わりありません。時間、経験を経てこの映画を作ってくれたことに感謝です。
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