ジェイク・ギレンホールが出演するということで密かに楽しみにしていた映画。
トム・フォードの監督作品だとはつゆ知らず。
アートの世界で成功を収めたスーザンの元に届いた20年前に離婚したエドワードからの小説「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」残忍で暴力的な内容に引き込まれてゆくスーザン。彼女に捧げられたこの小説の意味するものは復讐か愛か。
大好きなジェイクがまたやってくれた。
不安定でありながらもどこか狂気を感じる彼の演技は本当に最高。
劇中のあらゆるところに散りばめられた美。
監督のセンスはファッションにだけでなく映画にもあらわれる。
”赤”が印象的なシーンは残酷でありながら美しく、芸術と言えてしまうとともに観ている人に衝撃を与え頭から離れなくなる、、、