ぽん

ノクターナル・アニマルズのぽんのレビュー・感想・評価

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)
4.2
インパクトのある始まりで、まず映画の世界に引き込まれる。
そこからすぐに、若し自分の身に起きたら、、、と誰にでも起こり得るゾッとする出来事。このあと起きてしまうかもしれないことを予感させ、穏便に、穏便に、と願ってしまう。つねにヒリヒリとした緊張感があって、一度観だしたら前のめりに見入ってしまう映画だった。
 
【メモ】
・残酷なシーンのはずなのに、芸術作品のようにきれいというちぐはぐさに惹かれる。
・悲しい目をしている、という褒め言葉。
・失うもののない人の強さ
・エドワードにレイが、‘相手が思ったとおりの俺になる。レイプ魔だと思われればレイプする‘’というようなことを言っていたけれど、もし自分の身に同じことが起きたなら、騒がず、見下さず、対等にを心がけようと冷静に思った。
・人が望むものはやはり、最終的には地位やお金や権力ではなく愛。それを人生において心に留め続けてなければいけない。
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