あでゆ

ノクターナル・アニマルズのあでゆのレビュー・感想・評価

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)
3.2
アートギャラリーの経営者スーザンは、夫ハットンと裕福な生活をしていたが、心は空っぽだった。ある日彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワードから、彼が書いた「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説が届く。

観終わった時に、なんとなく小説における嫁と子供が彼の文学に対する情熱を表していて、あの加害者たちがエミリーであり、ノクターナル・アニマルズなのかなとか思っていた。
解説を観ると嫁子供と不良どもはどちらもエミリーを表しているみたいな説もあり、正直なんだかよくわかんねえなと思ってしまった。

そのミステリーというか、裏に何が隠されているんだろうっていう訴求力がなければ、正直シナリオ自体は割と退屈に感じてしまった。メインは『激突』をやって、ただ復讐をするという話と、元彼を追いかける話を浅くやっているだけだし。
とはいえ、ジェイク・ジレンホールやアーロン・テイラー=ジョンソンを中心にして全体的な演技、台詞で語らない上品な描写なんかは豪華ではあるのだが。
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