re:
オープニングから、目を引く作り。
いいですね、攻めの映画。
過去と小説と現在を繋ぐような、深い赤。終焉の場面で使われる色を、仕事場の壁にしてるって、すごいね。
現在の生活が破たんしかけている中で、
(彼女の)願望ともいえるような、(彼女の本質を)理解していた旦那さんとのif 。雨のシーンで、ああ、墓標でもあったのか、と思わされるとこ印象的です。
「weak」が効果的に使われていますが、そういうの含めてセンスあるよね！トム・フォード監督。
ちょっと前に見た作品も相まって、リンチかよ！とつっこみいれてしまいました（笑）
あと、17年に見た映画では「ELLE」もよぎったのですが、両者に通じる芯みたいなものが、本作では感じ取れなかったのは、なんでだろう、とずっと考え、
現段階では、女性が主人公だったからかもしれない、というのに落ち着きました。(ラスト、緑の服着てるし！)
あとで見返したら感想変わりそうだなぁ（笑）
（映画生活投稿分2017）
