自分はバルセロナが、そしてサグラダファミリアが大好きなので非常に興味深い内容だった。
建築家、彫刻家、財団の元会長等様々な立場の様々な世代の方々がサグラダファミリアについて語っていますが、皆さんが共通しているのはガウディの意思を継ぎ、そして焦らず、神の導きにまかせこの一大芸術を完成させようという信念があるというところ。
戦時中に資金不足で建築を中断したり、内戦で破壊されたりとこの100年の間に様々な苦難を乗り越えて今ここまできたんだなとシミジミと実感した。
しかしこの建築方法がもう古くなっているのでガウディの意図していない方向性に変えようとか、もうそんなに時間もかけられないから博物館にしてしまおうといった案が途中で出た事もあったという史実には驚かされた。
バルセロナは今後も何度も訪れたいと思っているけど、あと約10年後と言われているこの芸術品の完成を今から心待ちにしている。
FCバルセロナファンとしては、劇中10秒程度ではあるが、2011年の三冠時のパレードの様子が映されたのはやはり嬉しかった。
