ポールが若い頃に出会ったエステル。
憧れていた彼女を手に入れたのもつかの間、故郷に残るエステルとパリの大学に進学したポール。
200kmの距離を埋めようとする為、互いに毎日のように手紙を出し合うものの、心は埋まらず互いに浮気を繰り返し、やがてエステルはポールの親友と関係を持ってしまう。
刹那的な作品。
会えなくて寂しくて辛いからお互い浮気をして、それを公認にしているというのは共感出来なかった。
他人の肌では埋められないものじゃないかなと。
距離を埋める様に沢山の手紙をやり取りするけど、届く速度が相手のそばにいて欲しいという気持ちに寄り添えていないのが切ない。