orixケン

マイケル・ムーアの世界侵略のススメのorixケンのレビュー・感想・評価

3.5
米国の悪い面だけフォーカスしてるだけでなく、米国以外の国の良いところを取り上げていこうということなんだろうけど、隣の芝は青いというようにどこもいいところあれば悪いところもあると思う。
それでも米国への皮肉がいっぱい効いていて面白かった。

ただ最後の女性初大統領や女性が議会でも会社役員でも多数を占めるアイスランドのその元女性大統領や女性CEOが金融危機は男性ホルモンが持つ男性が引き起こしたとか、世界は女性が運営するしか幸せになれないとかの男差別をぶちまけていたのはそれまでの被差別受けていた側が支配者になった際を現す壮大な皮肉なのかあるいはそれぐらい言わないと女性への不利が米国ではなくならないということなのか?

どっちなんでしょうか?