マイケルムーアが愛国心を胸に全世界の素晴らしい制度や文化を学び、アメリカ国旗を各国に残すドキュメントジャーナリズム映画
アメリカへの愛国心が溢れ出しているムーアでも、盲目的なものではなくちゃんと悪い点も分析しており、だからこそ各国を回って学ぶべきことがあると分かっていた。
そんな彼がヨーロッパだけでなくスロベニアなど発展途上の国にも行き、重要で興味深い文化などを学んでいく。そこでアメリカとの比較なども入っており、アメリカ人でなくともアメリカの現状がうかがえる。
劇中にもあった発言だが、「学ぶだけでない。どう取り入れるのかが問題。」
全くその通りだと考える。
しかし、ムーアが周った国の良いところに目を向け前傾姿勢で取り入れようとしていたがその各国にもそれぞれ問題があり、悪い点もある。そこが描かれていなかったためある意味気持ちの良い作品でもあり、これだけで終わってはダメな映画だと感じた。
これを見た後の行動。
この映画を見て取り入れるものは何か。
各国を知れるだけでなく、その後の展望にも焦点が当てられていた
規模とテンポの良い上質なワイドショーを見ている気分だった。