Ark

ビッグ・ガンのArkのレビュー・感想・評価

ビッグ・ガン(1972年製作の映画)
3.3
2023-88
殺し屋のトニーはこの世界から身を引こうとして妻と娘を殺されてしまう。そしてトニーは組織に復讐する。


一部ネタバレあり↓


ジョン・ウィックからアクション要素を抜いて超絶地味にした感じの話の流れ。
前半はかなり展開が遅く地味だけど、後半になると話が動き出しておもしろくなった。

アラン・ドロンは聞いていた通り確かに男前。しかもスタイルもいい。イタリア語音声だけど吹き替えにしか聞こえないので、本人の声は聞けたのか聞けてないのか分からない。

結構バイオレンスで残虐な描写がある。女性が男性にボコられたり、機械で車ごと殺されたり。
残虐な敵とは対照的に、主人公は超優しくて紳士的な良い人。

終わり方がすごいってみんなが書いてたので、オチは予想通りだった。最後の表情が良いね。
1発しか撃たれてないし急所に当たった感じもないのでワンチャン助かってる可能性ある……!(笑)

沢山死ぬのに流血シーンがあまりない。
現代の洋画に慣れているせいもあり、全体的に静かで地味な印象。ひたすらアラン・ドロンが車で爆走してダッシュして殺して、爆走して殺して……って感じだった気がする。

眼福だったので、今後も機会があればアラン・ドロンの作品を観ていきたいと思った。
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