あすか

大いなる陰謀のあすかのレビュー・感想・評価

大いなる陰謀(2007年製作の映画)
3.5
イラク戦争中のアメリカ。
現場で軍事作戦に従事する兵士たち、それを指揮する政治家、政治や社会を他人事のように考える若者、彼らを啓蒙する教師、事実を報道したいジャーナリスト…様々な立場の人間の話をただ聞いているだけなのだけど興味深い。

平和な議員のオフィスと戦場を交互に映すことによって、現場で起きていることを何も知らず、地位や名誉の為に自信満々に作戦の事を語ってる議員と命令に従い命懸けで戦う兵士達の対比が辛い。

私もアンドリュー・ガーフィールド演じる若者のような考え方だけど、この映画を見て自国の現状もよく知らない自分を反省した。最後のアンドリューのような気持ちになったのは言うまでも無い。

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