大いなる陰謀の作品情報・感想・評価・動画配信

「大いなる陰謀」に投稿された感想・評価

フライ

フライの感想・評価

4.0
今年アメリカがアフガニスタン完全撤退を決めたからこそ余計に興味深く見れる作品だが、それ以上に感じる若者への熱いメッセージは、自分自身の後悔の念と、経験で尚更納得出来た。

トム・クルーズが演じる将来大統領候補とされる元エリート軍人のアーヴィング上院議員が、アフガニスタンの現場も知らずに、机上で立てられた無謀な作戦を実行しようとしていた。メリル・ストリープが演じる、若い頃のアーヴィングを期待のホープとして記事にしたジャーナリスト、ジャニーンは、彼から気に入られ特別に作戦をスクープネタとして教えられるが、彼女には違和感が。
ロバート・レッドフォードが演じる大学の政治学教授マレーは、アンドリュー・ガーフィールドが演じる期待していた学生トッドを呼び出し、最近の出席率の悪さを問うが、返って来たのは世の中への失望だった。そんなトッドにマレーが語ったのは、自分の過去と、教え子で成績は普通だが、将来を期待していた学生アーネストとアーリンが、軍に志願した話を語る。
そしてアフガニスタンでは、アーヴィングが立てた作戦をアーネストとアーリアンのいる部隊が、作戦実行の為ヘリで現地に向かっていた。
かなり真面目、且つ、重厚にストーリー展開されるので集中して観ないと眠くなりそうだが、内容は本当に素晴らしく、とても考えさせられる作品。

政治やマスコミが、若者の未来を閉ざし、失望させてしまうかなり辛辣なストーリーだが、事実である事に変わりないのでとても共感しながら且つ、胸が痛む内容だった。同時に、先に暗闇しか見えないアメリカの将来に、ロバート・レッドフォード監督の熱いメッセージが、ひしひしと伝わってくるだけに、とてもやるせないし、悲しかったが、胸が熱くなった。

自分も社会人なった時教えて貰った、政治、野球、宗教の話はタブーとされるなど、政治の話しは普段でもトラブルの原因になるシビアな話題だが、若い頃に政治の話で熱くなりすぎて友人とトラブルになりかけた過去があり、また、幾ら熱くなっても無意味だと悟り、以後殆ど本心は話さなくなったが、本作を見て少し後悔してしまった。
政治について真剣に考える事は、未来に期待と明るさを見出す為の話題であるはずが、SNSが拍車をかけ今は語れば批判と虚しい現実しか無い世界としか思えず、また語らなくなった時の未来は、更なる闇しか無いと思えるだけに、そんな今の現実から目を背ける世界に警鐘を鳴らすと同時に、若者と一緒に何とかしたいと訴えて来る作品に思え感銘を受けた。
ラスト明確な答えは出していないが、そこは自分で考え正解を導けるよう切磋琢磨してほしいと訴えている様で、素敵にも思えた。

キャスティングは凄いが、ストーリーが真面目で、重過ぎるので中々楽しめる作品では無いかもしれないが、深刻な内容は、アメリカだけでは無い世界中何処でも言える事なだけに、少しでも色々な人が、特に若者が国や政治について真摯に考えるきっかけになれば良いなと思える作品だった。
これ昔見に行ったなぁ。。今回吹き替えで見たけどやっぱり難しい。あの青年ガーフィールドだったのね。
yagiko08

yagiko08の感想・評価

3.0
うーーーん難解💦
やっぱりレッドフォード監督作品は
なかなか飲み込めないものが多い😭

メリル・ストリープはどんな作品に
出て来ても、存在感あってさすが‼️
戦争、政治、などなど色々考えさせられた映画。主演はトム・クルーズ、メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォードなどなど豪華俳優揃いでとても好きな作品。アメスパに出る前のアンドリューガーフィールドが若い。戦闘があったり議員との会話、日常などを挟んでストーリーが進行するので人によっては退屈に感じます。
Taul

Taulの感想・評価

2.0
『大いなる陰謀』(2007)DVDで初鑑賞。米の対テロ戦争のある一面を政治、戦場、教育の現場で切り取る。まさにレッドフォード先生による授業のよう。政権とリベラリストさえも疑問視か。トム・クルーズは議員役で胡散臭い笑顔を活かす。問題の提示だけで物足りないが米映画界の自由さを感じる。

2017年7月鑑賞
パドゥ

パドゥの感想・評価

3.0
邦題が悪い~。
こういうタイトルをつけないと、興業収入が見込めないほど、ロバート・レッドフォードの政治的スタンス色の強い映画だった。
なので映画としては微妙かも。
でも私は嫌いじゃなく、結構あっという間に感じた。

トム・クルーズが自分の野心のために動く共和党の議員(これが指輪にマグカップ、部屋に飾っているものまでぴったり)、メリル・ストリープがジャーナリスト、ロバート・レッドフォードが大学教授。
ロバート・レッドフォードが生徒役のアンドリュー・ガーフィールドに話してたことがテーマかな。

戦地に志願するのがメキシコ系(マイケルペーニャ)と黒人であることや、彼らが大学でプレゼンしてたアメリカの学力の低さ、頭が良くてもお金を稼ぐことしか考えてない傲慢な白人の若者たち、テレビではどうでもいいスターのニュースをしてたり、など、色んな問題をロバート・レッドフォードが危惧していることは伝わった。

最後はアンドリュー・ガーフィールドが考え込む表情で終わるのだけど、この映画の目的は、みんなの目を覚まさせたいことだと思うからそれでいいと思う。
渋い。エンターテイメント性という見方をするとギリギリだ。点数が辛いのもわかる。しかし紛れもなく大傑作。

邦題から受ける第一印象はありがちなポリティカルサスペンス。いや確かにある種ポリティカルサスペンスであるが、形式が独特。
3つのシチュエーションのリアルタイムの流れを追ってそれら全てがリンクしている。ここまではいわゆる群像劇では紋切り型だが、今作はそのうち二つが完全な会話劇ということだ。その二つの会話劇の結束するのが三つめのシチュエーション。

会話の中での表情やしぐさなどで欺瞞性や疑惑、慈愛や悲哀を現し、言葉やストーリーやアクションなどを上回るサスペンスを生み出す。
やりすぎともいえるほどの技巧派を集めたキャスティングはそのためのものだと首肯できる。

ブッシュ政権のアフガン侵攻を強烈に批判している。それ以前からのアメリカの正義の名のもとにおける異常な戦争好きにもストレートに抗っている。
メッセージ性はマイケルムーアのそれよりも強いぐらいだ。

何よりいち俳優であるところのロバート・レッドフォードがまさにリアルタイムでストレートに反戦を訴える映画を完成しうるアメリカのすごさよ。
Keith

Keithの感想・評価

3.0
・後味悪め。大体負ける。社会問題提起系なので正しいが。
・国が信用ならず、メディアも操作されてる。そしたらもう目を瞑るよなあ、、、
・こんな終わりは嫌だけどlionの素質が欲しかった。
 アメリカが抱える様々な問題に警鐘を鳴らすべくして作られた社会派ドラマ。
 正直、セリフが多くて、ついていくのがやっと。字幕を必死に読むだけじゃ、本作が訴えたいこととかはやっぱり理解できない。
 ところで『大いなる陰謀』とは何だったのか。
nanchan

nanchanの感想・評価

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昔見た。

緊張感があって面白かったが、この邦題はあまりにヒドい。
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