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20センチュリー・ウーマンのoikawaのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
4.0
あぁ〜!!
なんか好きな映画だ!!

高齢出産のシングルマザーと、その一人息子15歳の童貞パンク少年。のベッドに夜な夜な他の男とヤッてから「寝に来るだけ」の女友達。下宿人のサブカルカメラお姉さん。と関係を持ったりシングルマザーと付き合ってるのか微妙な感じの元ヒッピーおじさん…そんな5人の間にあった一夏のお話。

観なくてもわかる好きなヤツやん。

人と人との関係性だけが推進力になっている映画は元より好きだし、それに加えて時代背景、音楽、そして何より画面画面の色彩が本当に綺麗。初っ端から、タバコを咥えて自転車を漕ぐエル・ファニングの画が素敵すぎて。

特別なように思えたあの夏で何かが劇的に変わったワケではない。でもあの夏の出来事が無意味だったワケでもない。人生に特別な瞬間なんてなくて、特別じゃない瞬間なんてない。

『20センチュリーウーマン』は、偶然そうだっただけ。好きな映画。
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