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20センチュリー・ウーマンのkmfのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.5
マイク・ミルズ監督らしく終始感じのいい音楽と(耳障りの悪い名曲たちも含め)、わたしの好きな時代を表すアイテムたちがぞくぞく。

発達する雲のようにもくもくと広がり続ける可能性を秘めた息子と、広がり切ったそれを消しゴムで消すような毎日を送る母親。
自分はそのどちら側に居るのだろうとか考えながら観た。

息子の行動(よくよく考えれば非行)にいちいち寄り添うアネット・ベニングの笑顔は、花が咲いたような美しさ。
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